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2005.01.31

私のお気に入り(10)マイ・カー

私のマイ・カー遍歴

  私が免許を取ったのは1978年、21歳の初夏だったと思う。当時父が単身赴任していた伊豆大島で前半合宿、後半父の教員住宅からバス通学で教習を受けた。 一浪だったので、大学三年だった。

  そして初めて乗った車が家にあった「ブルーバード」いわゆる「510」と呼ばれたセダンだった。 ちょうど家の車を買い換えるタイミングに当たったので、この車は廃車になる寸前のオンボロだった。 既に中古の「ジェミニ」が届いていたのだが、車検が切れるまでの一ヶ月あまり、近所の駐車場を地主の人に特別に借り、免許取り立ての私の専用車になった。

  その後は家のジェミニに乗っていたが、翌年、アルバイトをしながら自分の車を買った。 1972年型、七年落ちのホンダ・ライフ(ツーリングGS)。 15万円だった。 本当はスバル360か、同R2 を探したのだが、程度の良いものがなく、このライフに落ち着いた。 当時、軽自動車は550cc だったが、これはそれ以前の規格で360cc のツー・ドア。 これは、かなり長く乗ることになった。 アルミ・ホイールはハヤシ・レーシングのストリート・ミニにピレリーのP3というタイヤを履き、カーステレオもつけて13年間、私の最高の愛車だった。 富士山周辺、軽井沢、赤城山、奥日光まで足を伸ばしたこともあった。 高速を走るとツイン・キャブのエンジンは、五速でも9000回転近くまで上がり、同乗者はその音に「このままこの道路が滑走路になって、飛び上がりそうな音ね」とのたまった。 当時360cc の軽自動車の愛好会にも参加し、日本平までのツーリングの様子は「ドライバー」誌にもカラー・グラビアで掲載された。

  結婚してもしばらく乗ったが、横浜からの帰路、第三京浜を降りて環八を走っているときに突然、おしゃかになった。 もし、エアコンが付いていたら、金がいくらかかっても直して乗っていただろうが、夏の暑さを長年我慢していたので、未練はあったが悩んだ末、廃車にした。

  次の車は一気にパジェロ(ショート)になった。 兄の教え子がディーラーにいたせいで、ここからしばらく三菱車を乗り継ぐことになる。デリカがスペース・ギアとなってイメージが一新したところで、乗り換えた。 そして景気が悪くなった途端にまた軽のパジェロ・ミニ(ターボ・4WD)に。 この車もよく走り、第三京浜で見事オービスの餌食となった。

  そして一昨年の夏、度重なる三菱の不祥事に再びホンダに戻ったが、母の古稀祝の小旅行に合わせたモビリオ・スパイクへの乗換だった。 この車を選んだのは、スタイルよりも、荷室にまっすぐ寝られることが最大のポイントとなった。 写真撮影での旅行時、パジェロ・ミニでは睡眠が満足に取れなかったのが辛かったのだ。 もちろん4WDだ。初めてのフルタイム四駆は、なかなか頼もしい。

  ちなみに、カー・オーディオへの私のこだわりは、カセット・テープが聴けることだった。 かなりの数の自作テープを引き続き聴くために、純正にないカセット・CD・MDが全て聴けるものをやっと探した。 もし、これが壊れたら、次はないのかも知れない。 カセット・テープの時代は完全に終わっている。 カーオーディオも、既にHDの時代だ。

  写真撮影には欠かせない私の相棒と、今年は何回出かけられるのだろう。

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2005.01.27

オーディオの復権

気が付いてみたら、この「Monolog」を一度も書かずに今月も残りわずかとなってしまった。
昨年の暮れから「大掃除代わり」のはずだった引っ越しとその後片付けが、思いのほか長引き、こんなことになってしまった。

リビングが広くなって、一番変わったのはオーディオの地位だ。 以前はカセット・テープ全盛期から引きずっていたオーディオのコンポが、すっかりその存在を忘れられたかのように隅に追いやられ、音楽はもっぱらマックやらノート・パソコンやらで聴くことが多くなっていた。 それが今回の引っ越しで、部屋のセンターにテレビと共に並び、テレビとも接続され、活躍の機会が多くなった。 特に音楽番組をちゃんとしたスピーカーで視聴するのも乙なものである。

また、CDチェンジャーも復活し、クラシック中心に演奏中。というのも、たまたま先日時間つぶしに入った某高層ビルの地下にあった本屋で、CD売り場の廃止のためのバーゲン・セールに遭遇、クラシックのコレクションを一挙に五枚手に入れたのだ。古い録音ながら、れっきとした一流レーベル(デッカ=昔、日本ではロンドンだった)のもので、一枚五百円である。ホルストの「惑星」、スメタナの「わが祖国」、ワーグナーの「管弦楽曲集」、そしてリヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」「英雄の生涯」「アルプス交響曲」などなど、私の青春コレクションがCDでの揃い踏みとなった。(演奏はメータやショルティなど)

さらに、デンオンのレコード・プレーヤーも使いやすい位置に座り、元気に回っている。ナベサダの武道館ライブ「How's Everything」や、シナトラのバラード集「for Only The Lonly」に涙したり、シンガーズ・アンリミテッドのハーモニーに酔いしれたりしてしまう。

かつてカセット編集に使われていたイコライザーやプロセッサーは省かれ、いたってシンプルなセッティングですっきりとした。

集合住宅故に、大音量とは行かないが、山椒も小粒(なんと外形12cm×18cm)のパイオニアのスピーカーは、マランツのアンプによって、見た目以上の能力を発揮。 新調したリサイクルのソファに身をゆだね、音楽に浸るわずかな時間が、ささやかな幸せだ。

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