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2005.04.11

私のお気に入り(12)泣いてたまるか

泣いてたまるか [テレビ・ドラマ]

  少し前に、テレビでさかんにDVD の CM が流れていた渥美清主演のドラマである。 放送は1960年代後半だから、もう40年前の作品だ。 これがきっかけとなり、あの「寅さんシリーズ」が生まれたとも言われている。
  DVD と共に、スカパー!の「tbs チャンネル」でも毎週放送しているのに気付いた。 最初から見られなかったのは残念だが、一回完結の作りだから、どれを見ても面白い。

  まず、共演者の豪華さに驚く。 左幸子、中村玉緒、栗原小巻、京塚昌子、悠木千帆(樹木 希林)、黒柳徹子、宮本信子、小山明子、賀原夏子、春川ますみ、中原早苗、吉行和子、加藤剛、藤山寛美、山形勲、西村晃、穂積隆信、進藤英太郎、佐藤英夫、小坂一也、前田吟、花澤徳衛、中村賀津雄(嘉葎雄)、天地茂、中谷一郎、井川比佐志、松村達夫、高品格、江幡高志、渡辺篤史、石橋蓮司、常田富士男・・・。ざっとあげただけでも、この顔ぶれである。

  脚本陣も、野村芳太郎、深作欣二、橋田寿賀子、山田太一、山田洋次などなど。 この山田洋次の書いた「男はつらい」の回が、映画「男はつらいよ」につながるというわけだ。

  そして、何よりうれしいのが、その時代背景。 ちょうど私の小学校高学年あたりの時代に重なる。 画面に映る街並み、自動車、人々の服装も、何もかもが懐かしい。 「石神井公園駅」の行先表示のバスや、ボンネット・トラックなどは、涙ものだ。 尤も、子供向けのドラマではないので、当時放送を見た記憶はあまりないのだが、渥美清の息子役で度々登場する、なんとも味のある顔をした子役、藤江喜幸は、昭和33年生まれで同年代であり、自分の子供時代を見るような気分である。 彼らが歌う「森とんかつ、泉ニンニク・・・」という替え歌は、我々の世代なら、一度は口にしたり耳にしたりしたことがあるはずだ。

  主演の渥美清は、当時40歳ほどだが、寅さんよりも真っ当な人間を演じ、味わい深い。 今の私より、ずっと大人で、頼もしい。
  また蛇足だが、私の父が亡くなったちょうど1年後の同じ日(8月4日)に、同じ享年(68歳)で渥美清は亡くなっているのだ。 つまりは放送当時、親子の年齢も私たちとほぼ同じだったということになる。

  同じ時代のドラマ「快獣ブースカ」(円谷プロ=藤江喜幸はこちらにも出演している)の全作も、tbs チャンネルのおかげでDVD に収めることができたが、これからも、「ドラマのTBS」のライブラリーに期待したい。

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コメント

見ておりました。というより、父親が見ていたことを記憶している。後年、郷里の祝いの席で何ゆえか、父親の口から「泣いてたまるか」を語り聞くことになる。かくして「男はつらいよ」と親戚一同もらい泣きをしているのを見て、又泣けた記憶が重なるドラマ。
では、懐かしくDVDでも観ることにしますか。

投稿: 香祥 | 2005.04.12 00:32

是非、見てください。(^^)

投稿: uncle bear | 2005.04.12 21:29

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