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2008.12.14

山本潤子コンサート「ヒトイロ」

 九段会館で山本潤子さんのあたたかい声にひたった。
 実は今回のコンサートは落胆から始まった。 6月のSTBのときにも先行予約の受付があったのだが、ファンクラブの予約が最優先されると言うことだったので、迷わずファンクラブに予約の電話を入れた。 そして待ちに待ったチケットが間際になってようやく届いて目を疑った。 前から2番目の左端の席だったのだ。 自分では絶対に選ばない席である。 何かの間違いではないかとファンクラブにメールしたが、予約の順番に前から割り当てているのだから、仕方がないとの一点張り。 実に事務的でこれが会員への対応かと思うと悲しいやら呆れるやら。 前のほうならファンは有り難がるという認識がおかしい。 ファンクラブはファンの味方だと思っていたので落胆も大きかった。 実際に座ってコンサートが始まったら案の定、PAの真ん前でベース奏者は見えないのにベースの音ばかりガンガン響いて頭が痛くなるし、首も疲れた。 コンサートが素晴らしかったので、なおさら残念でならない。

 さて、コンサートはユーミンの詩に村井邦彦が曲をつけた名曲「スカイレストラン」から始まった。 はじめ「あの日に帰りたい」のメロディーがついていたのだが、ドラマの主題歌にするために歌詩を書き直し、浮いたこの詩がハイ・ファイ・セットによってレコード化されたという曰わく付きの曲だ。 赤い鳥から含めて、それまでの潤子さんのイメージにはない、大人の恋愛を描いた曲で、強烈な印象が残っている。

 海のイメージの2曲として、同じくユーミンの「海を見ていた午後」伊勢正三の「青い夏」が続き、赤い鳥時代の3曲「竹田の子守唄」「赤い花白い花」「忘れていた朝」。 そのあと、アルバム「スモール・サークル」からの曲が多く歌われたが、私は個人的にはこのアルバムはあまりに現実的過ぎてピンと来ない。 潤子さんには夢の世界を歌って欲しいからだ。

 今回1番好きだったのは「クール」。 彼女のソロ初アルバムの曲である。 このアルバムは暗くて重い曲が多いのだが、不思議に心に染みこむ。 珍しいところでは最近よく耳にする外国曲「The Water is Wide」。 伊東ゆかり親子も「ふたりの小舟」というタイトルで歌っている。 

 コンサートのタイトルにもなっている新曲「ヒトイロ」。 彼女曰く、「このコンサートでみなさんを私の色に染めたかった。 染まっていただけたでしょうか。」 私はおもわず「染まった!」と叫んでいた。 潤子さんに「ありがとう」と言っていただいてほっとした。
 
 そして「いつでも夢に花束を」「素直になりたい」「中央フリーウェイ」ではガラリと雰囲気を明るくして手拍子と共に懐かしいハイ・ファイ・セット時代の振り付けも再現。 ラストは「卒業写真」、アンコールは「翼をください」の大合唱。 (他新曲一曲=題名は失念) 2時間近く、休憩無しの一気のステージだった。 やはり山本潤子という歌手は素晴らしい、と再認識した次第。 私のまわりの観客も同年代の方が多く、和やかで品が良く、あたたかい気持ちで帰ることができた。 それにしてももっとまともな席で味わいたかった!

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コメント

潤子さんのファンのひとりで昨日同開場に居合わせました。
お席に関する件、まことに共感します。
音楽そして潤子さんの歌をとても愛されている方のコメントだと思いました。

投稿: | 2008.12.14 14:01

 コメントありがとうございます! ファンクラブのスタッフにはこの気持ちが届いていないようで、BBSに書き込んだ私の文章が削除されていました。 悲しいです。
 コメントいただいて、少し元気が出ました。

投稿: uncle bear | 2008.12.14 20:49

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