どうしても聴きたくて密かにチケットを買っていたのですが、運良く(?=今度の連休出勤です)休みになって、行くことができた、日本フィルアフタヌーン・コンサート(杉並公会堂)。 サントリーホールや東京芸術劇場での大きなコンサートと違って、毎回ユニークな企画が魅力のこのシリーズですが、今回は前半がチェロ奏者8人だけによるアンサンブルというプログラムでした。
知人と待ち合わせして荻窪駅のルミネで昼食を取りながら楽しくおしゃべりの後、いざ灼熱の青梅街道へ。 昨日いきなり梅雨明けした東京ですが、カラッと晴れてまさに真夏。 コンマスの父上にあったり、事務局の方に会う度に意外な顔をされて「今日は休みで」と言い訳しながら、久しぶりの杉並公会堂に入りました。
リーダーの菊地知也さん(ソロ主席奏者)を筆頭にずらっと並ぶと壮観です。 「ベルリン・フィルの12人のチェロ奏者たち」のレコードで聴いたことがある曲が中心でしたが、本来8人編成のために書かれた曲もあるそうで、いわば曲本来のサウンドが聴けたということでしょうか。 ベース音、リズム、そしてメロディと、いろいろなパートを全員が代わる代わる受け持って、ベテランも新人もそれぞれが聴かせどころをのびのびと演奏しているところが日本フィルらしくていいなと思いました。
特にサウンド・オブ・ミュージックのメドレー(山本祐ノ介編)は聴き慣れたメロディがあたたかいチェロの音色で歌うように演奏されて、素晴らしいものでした。
コンサートの後半はコンマスの木野さんをはじめ、弦や木管、金管、打楽器を加えた小編成で、ハイドンの交響曲第60番「うつけ者」でした。 なんと楽章が六つもあり、音をわざと外したり、曲の途中でチューニングをし直したり、ハイドンのユーモアが楽しい一曲でした。
今回ビオラの後藤さんは終始司会に徹し、演奏の出番はなし。 司会業に転向したりして。(うそ)
曲目・・・
フンク:《組曲》より
ロジャース(山本祐ノ介編曲):《サウンド・オブ・ミュージック》
ピアソラ(山本祐ノ介編曲):リベルタンゴ
ヴィラ=ロボス:《ブラジル風バッハ》第1番
ハイドン:交響曲第60番《うつけ者》
チェロのアンサンブルは是非また企画してほしいと思います。 練馬でチェロ8人は無理だろうな、と考えつつ、次の機会を心待ちにしたいと思います。
最近のコメント